ニュルブルクで「使い走り」[campionamento]
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 朝礼に参加し、夕方、寒風吹きすさぶ中1時間半立ちつくしたのち、終礼に加わり、1日が終了。長い1日だともいえるけれど、ほとんどの時間、誰とも話さない日々が久々に新鮮。一人旅はいろんなことを感じ考えるいい機会だとよく言われるけれど、まさにそう思う。空き時間には、いかにもという田園風景の中一人インプレッサを走らせたりしている。これで、食事が美味しければ文句ないのだが、残念ながら私の口には合わない。不味いとかではなく、その単調さに一食で飽きてしまうのだ。朝、夜とすでに4回同じものを食べているような印象。野菜が出てこないのも辛い。朝食会場に野菜類はいっさい見あたらない。トマトの欠片もレタスの一枚も見あたらない。もちろん、魚などは望むべくもない。たぶん、都会に行けばもう少し選択肢はあるのだろうけれど。ホテルに戻り、風呂の中で村上春樹翻訳ライブラリーの『象』(レイモンド・カーヴァー)読了。村上氏も書いている通り、短編の中では、「使い走り」がいい。チェーホフの死に際を描いたこの短編は本当にはっとさせられる。これは、50歳(49歳?)にして亡くなったカーヴァー自身が遠からず迎えることになる死をチェーホフ(もちろん、チェーホフなんて私はろくすっぽ知らないわけですが)のそれに重ねて書いたもので、収められている他の短編に比べて断然密度が濃い。これ一篇で卒論を書けるぐらいにいろいろな要素を内包している、と思う。

コメント

おっ、本当にドイツにいるんだw
前日の写真は綺麗な青空に感激したけど、この写真は気が滅入りそうな色。

「使い走り」是非読んでみたいなあ。

帰国当日でもいいじゃないの。参加乞う!
果たして席があるかどうかは知らないけれど・・w
AH
(2008-04-19 14:20)