武田鉄矢インタビュー[掲載記事]
 京都・太秦で6代目水戸黄門を演じる武田鉄矢さんのインタビュー。事前にネットで調べると、「武田鉄矢、嫌なヤツ」といった文言にしばしばぶつかる。そうか、こりゃ覚悟しなきゃなと思いつつ、早朝、太秦の撮影所に編集者とカメラマンと入った。少しして、武田鉄矢ご一行が到着。ほどなく水戸黄門の撮影が始まり、つぎつぎとシーンが撮り重ねられていき、早朝の撮影は終了。午後の収録まで少し時間が空いたということで、急遽、夕方に予定されていたインタビューを楽屋でやることに。
 ちょうど武田さんの著書『アラ還とは面白きことと見つけたり』がまもなく出るということで、ゲラを入手し拝読して臨んだのだが、白川静や内田樹らへの言及など思いのほか面白く、実はちょっとわくわくもしていた。そして、いざインタビューが始まると……。少なくとも、「嫌なヤツ」なんてことを微塵も感じる間もなく、次から次へと粋な話が並べられ、本音が飛び出し、溢れ出る含蓄あるお言葉を1時間たっぷり楽しませていただいたのであった。

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武田鉄矢さんの一言。
「俺は正直に告白するけど、若い娘を見ても、もう昔ほど興奮しないもんな。昔みたいな深い野生から生まれてくるガッツや抑えきれない欲望みたいなのはなくなったもんな。だけどね、そこの部分がスポッと抜けると、建物が壊れて向こう側の風景が見えてくるんです」
(「週刊ポスト」9月25日発売号 写真/江森康之氏)
2017-09-26 01:11 この記事だけ表示