日曜日の午後、「Number」チームとともにグアムに入る。11日から始まったカズの自主トレの取材。火曜日、日の出前から日没まで密着し、食事内容からトレーニングメニューまですべてをつぶさに見る。休憩時間には短いインタビューも。基本的には、トレーニング→ストレッチ→アイシング→食事→マッサージが一日に3回繰り返されるわけである。水曜日、分刻みのスケジュールを10日間にわたってストイックにこなしたチーム・カズとともに帰国。
18日に発売された「AERA」誌の「現代の肖像」で奥田政行シェフを取り上げてます。ご一読いただければ幸いです。
2010-01-22 17:46 この記事だけ表示
年末に発売された「週刊文春」の阿川佐和子さんの対談コーナーに若田光一さんが出ていた。この人、感性豊かな人なんだなあと思う言葉がいくつもあったのだけれど、一番驚いたのは、「宇宙ステーションが時速2万8千キロで飛んでいる」という事実。時速2万8千キロ!そんな速度で移動するものがこの地球上に(厳密には地球上ではないけど)あるんだと初めて知った。若田さんが『宇宙からの帰還』(立花隆)を読んで宇宙飛行士になったのだというのも面白かった。つい最近読んだ『この胸に深々と突き刺さる矢を抜け』(白石一文 =とても刺激的な小説だった)の中にも『宇宙からの帰還』の話が出てきて、25年前に読んだこの本をいま一度読んでみたくなった。で、本棚を探してみるのだが、整理が悪く単行本が見つからない。文庫本を買うしかないか。それにしても、宇宙の話はスケールがでかい。NHK教育の何かの番組で「銀河系内に太陽のような恒星は2000億個あり、銀河系はあまたある銀河系のひとつ。137億年前に宇宙が、129億年前に銀河系が、46億年前に太陽系ができた」と言っていた。そのスケールすら私にはきちんととらえきれない。時速2万8千キロがどうしても感覚としてわからないように。そして、このとらえられぬスケールについてぼんやりと考えていると(たとえば人類の歴史とかもそうだけど)、なぜか現実逃避できるのである。雑事がちっぽけに見えてくるのだ。
2010-01-05 18:16 この記事だけ表示
謹賀新年。
大晦日は自宅にて、いつもの坪内祐三夫妻に加え、中野P夫妻、某局アナチームという豪華メンバーで紅白歌合戦を見る。TVに向かって暴言を吐き、爆笑し、といつになく賑やかな一夜になる。みんなでカウントダウンをし、2010年を迎える。年明けは、これまた恒例の某編集者宅にて、歯に衣着せぬことで知られる女性タレント(作家)さんらとの新年会。しかし、一方で年末までに書き上げておくべき原稿に取りかかれず、三が日の宴以外の時間はすべてこれに費やすことに。年明け早々からに原稿と向き合う珍しい年になった。
お詫びをひとつ。私、今年、一枚も年賀状を書きませんでした。あっ、と気づいたら年が明けていて。夏に出す新刊の案内状をお送りしますので、平にお許しを。
本年もどうぞよろしく。
大晦日は自宅にて、いつもの坪内祐三夫妻に加え、中野P夫妻、某局アナチームという豪華メンバーで紅白歌合戦を見る。TVに向かって暴言を吐き、爆笑し、といつになく賑やかな一夜になる。みんなでカウントダウンをし、2010年を迎える。年明けは、これまた恒例の某編集者宅にて、歯に衣着せぬことで知られる女性タレント(作家)さんらとの新年会。しかし、一方で年末までに書き上げておくべき原稿に取りかかれず、三が日の宴以外の時間はすべてこれに費やすことに。年明け早々からに原稿と向き合う珍しい年になった。
お詫びをひとつ。私、今年、一枚も年賀状を書きませんでした。あっ、と気づいたら年が明けていて。夏に出す新刊の案内状をお送りしますので、平にお許しを。
本年もどうぞよろしく。
2010-01-03 14:03 この記事だけ表示
テレビ出演のために上京していた奥田政行シェフ、こぐれひでこさんらと四ッ谷の”小宇宙”で食事をしたあと、こぐれ宅へ。仕事を終えて合流したCさんが空腹と知って、奥田シェフがキッチンへと向かう。冷蔵庫の中を覗いたと思ったら、ちゃっちゃっと作り始め、瞬く間にパスタを4皿テーブルに並べた。同時進行で4皿。お腹はいっぱいだったけど、少し味見させてもらう。冷蔵庫で眠っていた食材から濃厚な味が引き出されていることに驚く。さすがです。
先日、新潟からの帰り道に少しだけ寄った小布施で食べた2つの美味しきもの。ひとつは、「せきざわ」の蕎麦。自家栽培、天日干し、手狩り、自家製粉というから徹底している。夫婦2人だけで切り盛りする小さな店の雰囲気よし。
もうひとつは小布施堂の「くりは奈」。店頭販売のみで、予約注文らしいが、たまたまキャンセルが出たのか買えた。落雁を湿らせたような食感のしっとりとしたお菓子で、栗好きにはたまらない上品な逸品だった。日常的に入手できないのが残念。
日曜日は老若男女20名ほどで中目黒「ことこと」の「師走の宴」。次々と繰り出される美味しい手作り料理とワインの数々。笑いも話題も絶えずの6時間だった。ひろみさま、1年間本当にお世話になりました。
天皇誕生日の夜には、拙宅にて瀬戸内海のワタリガニをみんなで食べる。鞆の浦出身のN嬢が実家に手配してくれたもので、深い味わいの逸品だった。前回送ってもらったアコウ(ハタ)に引き続き、初めて食べる食物である(もちろん普通のワタリガニは食べているが)。次回はどんな食材が?と図々しくも期待してしまう。
なんてことを書きながら、今年のベストはなんだったのかと振り返るが、すぐにはこれという皿が浮かび上がってこない。手帳を見ればあるのだろうけれど。コストパフォーマンスということで言えば、京都の「食堂おがわ」が一番だったかな。1800円でハモと松茸の鍋なんて破格すぎます。
先日、新潟からの帰り道に少しだけ寄った小布施で食べた2つの美味しきもの。ひとつは、「せきざわ」の蕎麦。自家栽培、天日干し、手狩り、自家製粉というから徹底している。夫婦2人だけで切り盛りする小さな店の雰囲気よし。
もうひとつは小布施堂の「くりは奈」。店頭販売のみで、予約注文らしいが、たまたまキャンセルが出たのか買えた。落雁を湿らせたような食感のしっとりとしたお菓子で、栗好きにはたまらない上品な逸品だった。日常的に入手できないのが残念。
日曜日は老若男女20名ほどで中目黒「ことこと」の「師走の宴」。次々と繰り出される美味しい手作り料理とワインの数々。笑いも話題も絶えずの6時間だった。ひろみさま、1年間本当にお世話になりました。
天皇誕生日の夜には、拙宅にて瀬戸内海のワタリガニをみんなで食べる。鞆の浦出身のN嬢が実家に手配してくれたもので、深い味わいの逸品だった。前回送ってもらったアコウ(ハタ)に引き続き、初めて食べる食物である(もちろん普通のワタリガニは食べているが)。次回はどんな食材が?と図々しくも期待してしまう。
なんてことを書きながら、今年のベストはなんだったのかと振り返るが、すぐにはこれという皿が浮かび上がってこない。手帳を見ればあるのだろうけれど。コストパフォーマンスということで言えば、京都の「食堂おがわ」が一番だったかな。1800円でハモと松茸の鍋なんて破格すぎます。
2009-12-29 00:00 この記事だけ表示
早朝に起き出し、原稿の修正にとりかかる。しかし、意外にもこれに手間取り、予定時刻より1時間以上出遅れてしまう。関越自動車道を通って長岡へと向かう。急ぎの余り、途中、覆面パトカーを追い抜き、あわててアクセルを緩める。結局、彼らは追尾態勢に入ることができなくなり、口惜しげに(あくまでも印象ですが)猛スピードで私のクルマを追い抜いていった。そして、その2キロほど先で、あわれにも彼らの犠牲となったクルマが…。それにしても、スピード違反を取り締まる覆面パトカーなんてものが海外にもあるのだろうか?まあ、スピード出し過ぎの抑止にはなっているのかもしれないけど。
約束の時間より15分遅れで長岡駅に到着し、新潮社の秋山洋也氏をピックアップ。今回は「AERA」誌の取材だが、単行本でも「地方」をテーマに何かできるのではないかと、秋山さんにお願いして参加してもらったのだ。長岡中央青果で奥田政行シェフ、江頭宏昌准教授、田中祐一シェフ(「trattoria A alla Z」)、野菜ソムリエの木村正晃各氏(今回の企画「いろいろ教えてもらっチャーノ!」は木村氏によるもの)と待ち合わせ、市場の鈴木圭介会長らから長岡の在来作物について話をうかがう。1時間半ほどの講義を拝聴し、かぐらなんばんの生産者を訪ねることに。クルマ3台に分譲し、走り出す。
行く先もわからぬまま、30分ほど走ると、なんとそこは山古志村。実に4年ぶりの訪問だ。震災後、何度か訪ねていた忘れがたき村。残念ながらかぐらなんばんの時季は過ぎてしまっていて、現物は枝とともに破棄されていた小物しかなかった。
生産者から最盛期に摘んだかぐらなんばんの甘露煮をごちそうになる。最初は甘く、やがて口の中に辛みがじわっと広がる絶妙な旨さ。
この食材、売り方によっては長岡野菜の軸となる在来作物だな、と思った(そして事実、奥田さんはこの野菜にいたく感動していた)。帰りがけ、薄暮の光が棚田を照らす光景に思わず見とれる。多くの家は建て直され、棚田にも水が張られ、崩れた山も化粧直しされている。この村は、本当に隅々まで美しいのだ。妙な輩に侵されたりせずに、このまま順調に復興を続けていってほしいと願う。
またいつかゆっくりと回ってみたい(棚田の写真を撮る間もなく移動したので)。夜、奥田シェフらと長岡市内の居酒屋で食事。
翌朝、秋山さんと長岡グラウンドホテルに行き、ここでしか売ってないと言われる「山古志かぐらなんばんジャム」を買う。甘くて辛いジャム(らしい)。「trattoria A alla Z」に戻り、江頭先生の在来作物についての講演を聴く。パネルディスカッションののち、ランチに。全10品。地元野菜をふんだんに使った料理の数々。前日までに決まっていたプランは、朝、シェフの一声で変更され、料理を出す直前になってまたまた変更されたりする。
奥田シェフの料理はジャズだ。ついてくるメンバーは大変だろけれど、食べる方としては、そのアドリブ感がたまらない。「だるまれんこんとトマト カラシ+ルッコラ味」はわかりやすく、皆がうなっていた。
長岡野菜の振興にはキリンが協賛していて、テーブルには「キリンフリー」(アルコールゼロの麦芽清涼飲料)が。初めて飲んだが、ビールをイメージしてしまうと、まったくの別物という感じ。売れ行きは好調らしいが、私は、ノンアルコールで食事というのであれば、サンペレグリーノの方がいいかな、と思った。なんか妙に人工的な味がするのだ。すみません、ご馳走になったのに。2時間余のランチを終え、「カーブドッチ」へ。「カーブドッチ」の詳細は後日また。とにかく、日本にこんなところが!と思う施設と風景だった。
途中驟雨に遭いながらもノンストップで東京着。恵比寿のトーキョーオイスターバーで友人ら6人で食事。以前来たときとはスタッフが替わっていて、”仕切り屋おばさん”みたいな人が切り盛りしていた。「ワインリストありますか?」と尋ねると、にべもなく「ありません!」と言われ、「どんなものがお好みで?ご予算は?」と切り返される。たぶん、種類はそんなに置いていないのだろう。「ドンチッチョ」のように親しくかつ信頼できる店であれば、誰と来ていても「とにかく安くて美味しいワインを!」と笑って言えるわけだが。おばさんも別に悪い人ではないと思うのだけれど、テンパリ感が客に伝わってきてしまうのは、いかがなものか。適度なサジェスションはいいけれど、押しつけは煩わしい。そこがサービスの塩梅なんだけどな。とはいえ、美味しい牡蠣をたらふくいただき満足度は高し。
仕事組と別れ、アナ・チームとカラオケへ。
約束の時間より15分遅れで長岡駅に到着し、新潮社の秋山洋也氏をピックアップ。今回は「AERA」誌の取材だが、単行本でも「地方」をテーマに何かできるのではないかと、秋山さんにお願いして参加してもらったのだ。長岡中央青果で奥田政行シェフ、江頭宏昌准教授、田中祐一シェフ(「trattoria A alla Z」)、野菜ソムリエの木村正晃各氏(今回の企画「いろいろ教えてもらっチャーノ!」は木村氏によるもの)と待ち合わせ、市場の鈴木圭介会長らから長岡の在来作物について話をうかがう。1時間半ほどの講義を拝聴し、かぐらなんばんの生産者を訪ねることに。クルマ3台に分譲し、走り出す。
行く先もわからぬまま、30分ほど走ると、なんとそこは山古志村。実に4年ぶりの訪問だ。震災後、何度か訪ねていた忘れがたき村。残念ながらかぐらなんばんの時季は過ぎてしまっていて、現物は枝とともに破棄されていた小物しかなかった。
翌朝、秋山さんと長岡グラウンドホテルに行き、ここでしか売ってないと言われる「山古志かぐらなんばんジャム」を買う。甘くて辛いジャム(らしい)。「trattoria A alla Z」に戻り、江頭先生の在来作物についての講演を聴く。パネルディスカッションののち、ランチに。全10品。地元野菜をふんだんに使った料理の数々。前日までに決まっていたプランは、朝、シェフの一声で変更され、料理を出す直前になってまたまた変更されたりする。
途中驟雨に遭いながらもノンストップで東京着。恵比寿のトーキョーオイスターバーで友人ら6人で食事。以前来たときとはスタッフが替わっていて、”仕切り屋おばさん”みたいな人が切り盛りしていた。「ワインリストありますか?」と尋ねると、にべもなく「ありません!」と言われ、「どんなものがお好みで?ご予算は?」と切り返される。たぶん、種類はそんなに置いていないのだろう。「ドンチッチョ」のように親しくかつ信頼できる店であれば、誰と来ていても「とにかく安くて美味しいワインを!」と笑って言えるわけだが。おばさんも別に悪い人ではないと思うのだけれど、テンパリ感が客に伝わってきてしまうのは、いかがなものか。適度なサジェスションはいいけれど、押しつけは煩わしい。そこがサービスの塩梅なんだけどな。とはいえ、美味しい牡蠣をたらふくいただき満足度は高し。
2009-12-14 14:59 この記事だけ表示




