昨日発売の「AERA」で立川志の輔さんの「現代の肖像」。師匠の落語を何十本も拝聴し、どっぷりと志の輔ワールドに浸った至福の数ヶ月。地元富山でも聴きました。それにしても師匠は忙しい。


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立川志の輔さんの一言
「照明がきらきら変わるわけでも、音楽がジャーンと鳴るわけでも、人が突然現れるわけでもない。一切何も変わらないところで、お客さんは僕の後ろに長屋を見たり、お城を見たりする。そのためにも、お客さんに最高の空間をつくってあげたいという思いが僕にはあるんです」
(「AERA」2017.6.26日号 写真/門間新弥氏)
2017-06-20 17:31 この記事だけ表示
 北海道・釧路でイッセー尾形さんにインタビュー。1998年以来、実に20年ぶりのインタビューということになる。今回もすでに一度東京で取材し、埼玉のロケ地を訪ねてはいたが、夏目漱石の小説に材をとった「妄ソーセキ劇場」の一人芝居を見るために釧路入り。芝居は1時間50分が短く感じるほど濃密で、イッセーさんが造形するすべての人物に魅せられた。イッセーさんは私の高校の5期上の先輩でもある。かぶってはいないが、「なまけの森」という共通ワードがその口から出てきたときは嬉しかった。
 釧路初の夜は、ここではない、あそこではないとひたすら歩き回って店定めをし、最終的に近くの酒屋さんで訊いて勧められた炉端焼きの「番小屋」へ。ここは、つくるのも運ぶのもすべて女性。あばちゃんたちがかいがいしく働く気持ちいい店。名物ツブ貝をはじめ、どれも素朴で旨かった。翌日の搭乗前の早い夕食は、鮨屋「金太楼」にて。これまた素材を素直に生かした素朴な握りでございました。

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イッセー尾形さんの一言
「60歳で人生ひと回り。いろいろあって、そういうのを信じましたね。何かが終わって、何かが始まる。人間うまいことできていて、ひと回りしても死ぬんじゃなくて、もう少し生かしてもらえる。これが生きている醍醐味だなって思いますね」
(「週刊ポスト」2017.6.19日発売号 写真/江森康之氏)

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途中立ち寄った釧路湿原

2017-06-17 00:00 この記事だけ表示
 故・ちばあきおさんの兄ちばてつやさんにインタビュー。私が最も親しんだ漫画家は、石ノ森章太郎、横山光輝だが、ちばてつやさんの「紫電改のタカ」をはじめ、ちば作品も大好きだった。「あしたのジョー」のパネルの前で。

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ちばてつやさんの一言
「物書きというのは、誰でもそうだけど、苦しいんですよ。自分の描きたいもののレベルになかなか達しないというか、一生懸命工夫するんだけど、なかなか納得するものにたどり着かない。やっぱり、形がないものだから、漫画の表現とか、小説でもそうだけど、正解というのはないんですよ。方程式もないの。でも、締め切りがあるからね、どこかで決断しなきゃいけない。こんなつまらないものを描くなら、落としたほうがいいと思うこともあるんです」
(「グランドジャンプ」2017.6.21 写真/松田嵩範氏)
2017-06-01 17:36 この記事だけ表示
 累計で230万部突破した「BLUE GIANT」の作者石塚真一さんにインタビュー。石塚さんはアメリカの大学で気象学を学び、帰国後、「岳」でデビューした漫画家。「BLUE GIANT」は、音楽の中でもひときわマイナーなジャズをテーマにした漫画にもかかわらず、多くの人に支持されている。石塚さんの真摯な性格がそのまま漫画に乗り移っていて、物語はあくまでも清々しい。

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石塚真一さんの一言

「お相撲さんがよく『一番、一番を』と言うじゃないですか。以前は、なんだ、この決まり文句はと思ってたんですけど、いまはすごいわかります。ああ、お相撲さんは、本当に心の底からそう思って言ってたんだ、って。僕もいま、この1本を描いたら、次にまた1本、ってなっているんです」
(「週刊ポスト」2017.05.22発売号 写真/今津聡子氏)
2017-05-24 12:04 この記事だけ表示
 本日発売の「週刊ポスト」で山田洋次監督のインタビュー。中学時代、「男はつらいよ」が大好きな同級生がいて、寅さんの台詞を真似たりしているのを私は冷ややかに見ていた。映画を見てもまったくぴんとこなかったし、そのすべてが好みではなかった。が、40代半ばを過ぎて改めて見てみると、なぜか面白い。結局、48作すべてを見てしまった。いまでも、再放送があればつい見てしまう。
 85歳の監督は、なおも新作に意欲的だった。「家族はつらいよ2」がまもなく公開。「3」のアイディアもすでにお持ちのよう。

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山田洋次さんの一言
「穏やかなホームドラマなんてくだらないとずっと思っていました。若いときは、誰でもそうだし、そうあるべきじゃないのかな」
(写真/江森康之氏)
2017-05-15 06:00 この記事だけ表示